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世界のデータセンターのトレンドと
デジタル・リアルティ社が目指す方向性

DLRでは、高エネルギー効率化のため、場所と顧客の両方に適切なエコノマイザを実施している。(1)直接外気(2)間接蒸発冷却 (IEC) (3)DXにポンプで送られた冷媒(4)水側エコノマイザで送られた冷却水 (CHW) 。
これらの方法には、スペース管理の上で良い点と悪い点があります。シンガポールにおいて、幅広い温度範囲を受け入れるクラウドテナントに対しては、間接蒸発冷却 (IEC)の利用で50%の電力量が削減可能である。
電力密度は、キャビネットあたり平均8kW、最大15kWで標準設計しているが、これが現在および新興テクノロジートレンドにどのように適合しているかということについて述べる。
分散型または並列型の冗長構成として、N + 1構成でサイズが1、1.2、1.5または2MWのモジュラー設計について述べる。
また、スケーラブルなモジュラー設計を使用し、国際的供給網を標準化しつつ、各国の環境を配慮した「グローカル=多様な国での経験に基づいたグローバルチーム」を確立を目指している。この課題は、「ねまわし」。つまり良好で双方向のコミュニケーションを維持することにある。
 

   

ピーター・アドコック    (Peter Adcock)

デジタル・リアルティ社 アジアパシフィック
デザイン部 部長


アドコック 氏は、デジタル・リアルティ社のアジア太平洋地域全ての設計プロジェクトの責任者で、企業の標準、信頼性、予算の遵守を含む。現在の作業量は、地域全体で20万平方フィート以上の重要設備を含む。

25年以上に及ぶ商業および産業プロジェクトの設計経験を持ち、オーストラリア、インドネシア、シンガポール、香港、日本、韓国を含む世界中で活躍。近年では、プロジェクトの大半において、複数の規制上のプロジェクト管理と、初期の実現可能性、計画、コンセプト段階からの調整に携わる。前職は、銀行およびインターネットのデータセンタープロジェクトを担当し、最大3億米ドル、10万平方メートルの敷地面積のプロジェクトの責任者を務めた。

公認電気技術者、建築サービスエンジニアリングの修士号取得。ジャカルタと東京で10年間暮らしたことがあり、現在オーストラリア在住。

 

 

 

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