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パネルディスカッション:ハイパースケールデータセンターの時代
クラウド事業者(Google, MS, AWS などなど)が、従来の数倍の規模の大きなデータセンターを開設しています。この流れが日本にも押し寄せ、数十MW級のハイパースケールデータセンターが開設され、数年以内に更に複数のセンターの開業が計画されています。グリーン・グリッドのミッション「ICTエコシステム全体にわたり、効率的かつ責任ある資源の活用を推進」に照らし合わせると、このようなデータセンターの設置・運営が環境に与える影響に対して十分な配慮が必要になると考えられます。
このような背景から、世界中でクラウドデータセンターを展開され、日本国内でも大規模データセンターを建設、運用、計画されている皆さんにお集まりいただき、ハイパースケールデータセンターが増える時代がどのようになってゆくのかご見識を伺います。
パネリスト(以下3名):
エクイニクス・ジャパン株式会社 |
1993年、外資系コンピューターメーカにおいてマーケティング他を担当。2003年からシステムインテグレータに移り、データセンター向け仮想化ビジネスを立ち上げる。 2008年、シュナイダーエレクトリック(株)入社。UPSから空調機器、DCIMソフトウェアなどの製品ビジネス・デベロップメント他を担当。 2017年より、エクイニクスにおいて、マネージド・テクノロジー・サービス全般を統括。
マイクロソフト コーポレーション |
マイクロソフトコーポレーション(米国本社)のAzure研究開発部所属。次世代のAzure及び、Azureデータセンターの仕様選定、戦略を担当。日系商社、シスコシステムズを経て2012年入社後、デジタル変革コンサルティング、提携企業との共同クラウド技術開発を得て、2019年4月より現職。グロービス経営大学院修士課程(MBA)修了。
NTT国際通信株式会社 ICTインフラサービス部 |
NTT国際通信(NTT-WT)で、データセンタ関連、特に構築を担当。1998年のNTTコミュニケーションズでのDCサービスの立ち上げ期からDC関連業務に従事し、国内外のDC戦略策定から構築&オペレーション/標準化と、ほぼすべてのValue Chainをリード。
昨今では、各種の講演などで、NTTのDCサービスだけでなく、DCサービス全般の講演などにも対応し、DCサービスの認知に努めている。
モデレーター:
グリーン・グリッド日本技術委員会 代表 |
データセンターなどの電源設備・空調設備の開発・設計・コンサルティングに30年以上従事。現在、シュナイダーエレクトリック株式会社にてデータセンターの計画、設計、コンサルティグなど技術全般を担当。