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130 AI-ペタフロップスを目指す先進AIインフラABCIにおける超高密度な
ラック当たり60KWのクラウドIDC実装

データセンターは大幅な変革期を迎えている。旧来のデータセンターはマシンより建物を中心としたインフラコストがかかっており、クライアントへの高額ハウジングチャージがビジネスモデルだった。クラウド化によるプラットフォームの共有化で従来型のワークロードでは仮想化によるコンソリによってマシンの相対的に縮退されるが、AI・ビッグデータ時代は基本的にその様相がHPCのものであり、従来戦略は通用しない。我々は東工大スパコンTSUBAME3、さらにそれをベースとした産総研ABCIで、データセンターにスパコン導入することによる革新的なグリーン化や自動化によるOPEXの削減と、データセンターの建物部分の大幅なコストダウンによるCAPXの削減を同時に達成する。更にソフト・ハード・インフラに至るまでの設計仕様の「オープンソース化」により、その急速な普及をはかり、我が国がメジャー系のクラウドと対抗できる戦略を進める。 資料のダウンロードはこちら

 

 

 

 

 

松岡 聡  (Satoshi Matsuoka)

東京工業大学 学術国際情報センター 教授
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人工知能研究センター
特定フェロー 

博士(理学)(1993、東京大学)。2001年より東京工業大学学術国際情報センター教授。2016年より産業技術総合研究所人工知能研究センター特定フェロー。高性能並列システムソフトウェア(GPU・省電力・高信頼・大規模データ処理・AIシステム等)の研究に従事。「Ultra Low Power HPC」(2007-2012)、「10億並列・エクサスパコンの耐故障性基盤」(2011-2015)、「Extreme Big Data」(2013-2018)等代表。開発した日本初の「ペタコン」のTSUBAME2.0は2010年Top500世界4位、及び二期連続「世界一グリーンな運用スパコン」として認定。2013年TSUBAME-KFCがGreen500リストで世界一に。ACM/IEEE Supercomputing (09論文、11コミュニティ、13プログラム)を含む多くの主要国際学会の委員長職等を歴任。情報処理学会坂井記念賞(1999)、日本学術振興会賞(2006), ACMフェロー及びゴードンベル賞(2011)、文部科学大臣表彰(2012)、IEEE-CS シドニー・ファーンバック賞(2014)、HPCWire Outstanding Leadership in HPC (2015)等受賞。

 

 

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