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2017年日本支部メンバー総会:インテルセッション
概要:
既存および現在構築中の世界中のデータセンターにおいて、限られた貴重な水、電力、スペースのリソースを駆使する中で、低コストで、スペース、パワー、水の効率の良い、繰り返し利用可能なデータセンターのフィジカルインフラが重要になってきている。
複数世代のデータセンターの設計、効率、経験について紹介し、中には複雑なエンジニアリング無しに現在の設計によって構築されたデータセンターの平均よりも10倍も改善されたケースも紹介する。
本講演では、実際にグリーン・グリッド”カテゴリー3”計算法によってPUE1.1以下となった12,000~18,000ワット/sqmを設計・運用されたデータセンターについて説明する。さらに、水資源の利用を従来のタワー・トポロジーの10%以下、スペース効率は従来のデータセンター設計の10%~30%といったデザインコンセプトについて考察する。